旅素描~たびのスケッチ

気ままな旅のブログです。目に写る風景や歴史の跡を描ければと思います。

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

歩き旅のスケッチ[東海道]115・・・総集編1(街道の風景)

東海道の歩き旅 東海道の歩き旅。最初に訪れることになったのは、愛知県豊橋市にある吉田宿。そこから、静岡県湖西市の新居宿までの行程が、歩き始めの区間です。そこを選んだ理由については、特にはなかったような気がします。何となく、思いつきからだった…

歩き旅のスケッチ[東海道]114・・・日本橋

街道の起終点 江戸時代の交通網の、中心地である江戸日本橋。名高い五街道の、起終点となったところです。日本橋川に架かるこの橋の周辺は、江戸時代には、水運が盛んだったとのことですが、今は、首都高速が水面を覆い、水辺のイメージはありません。 立派…

歩き旅のスケッチ[東海道]113・・・江戸へ

都心の道 品川駅からの街道は、都心の主要道路に沿いながら、最終地点の、江戸日本橋に近づきます。この間は、これまでから、何回か訪れた場所もありますが、詳しい位置関係は分からず仕舞い。駅と目的地の周辺だけを、点として捉えていたため、地点同士のつ…

歩き旅のスケッチ[東海道]112・・・品川宿から品川駅へ

第1番目の宿場町 江戸日本橋を起点とする東海道。京の都、三条大橋までの間を、53か所の宿場町でつなぎます。品川宿は、その第1番目の宿場町。見送る人と別れを惜しみ、あるいは、これから始まる長旅に、気を引き締める旅人もいたでしょう。それぞれの旅…

歩き旅のスケッチ[東海道]111・・・品川宿

品川 東海道の1番目の宿場町は、品川です。私自身、これまでから、数多く足を運んだ品川ですが、それは、駅の周辺だけ。宿場町がどこにあるのか、あまり気にかけなかったような気がします。 それでも、テレビでは時折り紹介される品川宿。いつかは、訪れて…

歩き旅のスケッチ[東海道]110・・・蒲田と大森

大田区 多摩川の六郷橋を渡った先は、東京都大田区です。先ず、六郷の街を歩いて、蒲田、大森へと向かいます。大田区は、蒲田の”田”と、大森の”大”からきた名前。これらの街を歩いた先が、品川の宿場です。 蒲田と言えば、蒲田行進曲を連想される方は、少な…

歩き旅のスケッチ[東海道]109・・・川崎宿と六郷橋

川崎 東京と横浜に挟まれた、細長い区域が川崎市。人口、150万人を擁する、政令指定都市のひとつです。東京とは、多摩川を挟んだ対岸で、東京湾にも面しています。 多摩川の河口の北は、羽田空港の埋め立て地。南側の川崎市の埋立地には、工業地帯が広が…

歩き旅のスケッチ[東海道]108・・・鶴見から川崎宿へ

川崎の宿場町 いよいよ、川崎の宿場です。江戸に向かう直前に、多摩川の川面が行くてを阻み、最後の渡しに臨む場所。旅人の喧騒が、今も伝わってくるような、不思議な空気を感じます。 街道の道筋は、往時のルートと変わらずに、今日を迎えています。関東大…

歩き旅のスケッチ[東海道]107・・・鶴見

横浜から川崎へ 神奈川から先の街道は、最短のルートを辿って、江戸日本橋を目指します。そのために、鶴見から川崎を通って蒲田へと向かう街道は、多摩川の河口に広がる三角州を右に見て、海岸線から、やや内側を進みます。 この先、鶴見川と多摩川の二つの…