旅素描~たびのスケッチ

気ままな旅のブログです。目に写る風景や歴史の跡を描ければと思います。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

歩き旅のスケッチ(中山道シリーズの索引)

中山道の「歩き旅のスケッチ」は、2015年10月からおよそ3年半にわたって、少しずつ歩き刻んだ足跡を、気ままな記事で紹介してきたブログです。 本編は38回、総集編が12回。綴った記事は、都合50回に及びます。 こうなると、自分でも、どの回にどこの記…

歩き旅のスケッチ[中山道総集編]12・・・街道筋(後編)

街道筋の四季 街道筋の後半は、信州と上州の山々を望む景色が素晴らしく、見晴らしは最高です。特に、気候の良い春や秋には、峰の残雪と花々のコントラストや色とりどりに燃え上がる紅葉など、風景を愛でながら気持ちよく歩ける道筋です。 そんな街道も、江…

歩き旅のスケッチ[中山道総集編]11・・・街道筋(前編)

街道筋の風景 今回からは、中山道総集編の最後として、街道筋を振り返ります。中山道は、都から江戸日本橋まで、530Kmを超える道のりです。この長い道中で、宿場町や間の宿、峠道以外にも、心に残る風景は少なくはありません。 往時が偲ばれる街道筋や、雄大…

歩き旅のスケッチ[中山道総集編]10・・・間の宿(後編)

続、間の宿(あいのしゅく) 中山道の中間地点にほど近い、間の宿、原野(はらの)を越えると、街道は後半に入ります。宿場町をひとつずつ通過して、江戸日本橋を目指す中、まだ幾つかの間の宿がありました。 宿場と宿場の中間辺りに、休憩所として整備され…

歩き旅のスケッチ[中山道総集編]9・・・間の宿(前編)

間の宿 間の宿(あいのしゅく)は、宿場と宿場の間に設けられた休憩地。宿場間の道中が長い場合や、川を渡るための調整機能などとして、宿場に近い機能を持たせた町が必要だったということです。 中山道を歩くまで、この言葉自体、聞いたことはありません。…

歩き旅のスケッチ[中山道総集編]8・・・峠道(後編)

信濃路から上州へ 信濃路の峠道は、中山道きっての難所です。その中でも、最も厳しい峠道は和田峠。そして、続く難所のひとつが、信州と上州を隔てる碓氷峠です。 信濃路から幾つもの峠を乗り越えて、上州に辿り着いたら、もう江戸はそれほど遠くはありませ…