旅素描~たびのスケッチ

気ままな旅のブログです。目に写る風景や歴史の跡を描ければと思います。

2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

歩き旅のスケッチ[北国街道]19・・・更埴へ

戸倉上山田温泉 千曲川左岸の河畔近くに出湯を有する戸倉上山田温泉は、多くの観光客が訪れる有名な温泉地。川伝いに築かれた緑地公園のはずれには、五木ひろしが歌っていた、「千曲川」の曲を奏でる歌碑なども置かれています。 温泉の泉質は、宿によってや…

歩き旅のスケッチ[北国街道]18・・・戸倉宿へ

旧戸倉町 戸倉上山田温泉で有名な戸倉町(とぐらまち)。この町は、2003年に、上山田町と更埴市を含む3市町が合併し、千曲市という新しい自治体を形成することになりました。町自体、千曲川の流域伝いに開かれて、かつては、北国街道の戸倉の宿場町があ…

歩き旅のスケッチ[北国街道]17・・・坂木宿へ

坂城町 坂城町(さかきまち)は、元々は、坂木宿が置かれていたところです。明治になって、”木”の文字が”城”の字へと書き換えられて、坂城町となりました。 この坂城町、しなの鉄道線の坂城駅で頂いた資料には、「坂城町の概要」として、次のように書かれて…

歩き旅のスケッチ[北国街道]16・・・鼠宿へ

鼠宿 上田市の西隣りにある坂城町(さかきまち)。元々は、坂木という宿場町だったところです。今も坂城の町は宿場町の面影が微かながらも残っています。 この坂城町、実はもう一つの宿場町が存在します。その宿場の名前は鼠宿(ねずみじゅく)。何とも変わ…

歩き旅のスケッチ[北国街道]15・・・西上田へ

塩尻 しなの鉄道線の西上田駅があるところ周辺は、塩尻と呼ばれています。町名は、上田市の市街地に近いところが上塩尻で、西に向かうと下塩尻になるようです。この、塩尻と言う地名、諏訪湖の西、松本市の南側にある都市と同様の名前です。今は、その塩尻市…

歩き旅のスケッチ[北国街道]14・・・上田宿と柳町

上田城 真田氏の居城であった上田城。戦国の世が終末を迎えると、その領主も代わります。元々、真田昌幸の手によって築かれた城であり、関ヶ原の戦いの時、徳川秀忠軍を足止めにしたお話は有名です。この時、真田昌幸は、次男である真田幸村と運命を共にして…

歩き旅のスケッチ[北国街道]13・・・上田市へ

上田市 上田市は真田氏の居城である、上田城の城下町として有名なところです。長野県では、長野市、松本市に続く人口規模を誇る街。千曲川上流地域の中心都市と言えるでしょう。街の中心は、千曲川のすぐ北側。菅平の高原が狭い平地に迫ります。 一方で、千…

歩き旅のスケッチ[北国街道]12・・・国分寺へ

大屋駅 しなの鉄道線の大屋駅。この駅は、かつて、中山道を歩いた時に立ち寄ったところです。諏訪湖から蓼科の山並みを越え、千曲川が流れる地へと踏み入れた中山道。和田宿から長久保の宿場を経た後で、辿り着いたところが芦田の宿場です。この芦田宿、立科…